2011年9月18日日曜日

Microsoft TOUCH MOUSE レビュー

●その前にAppleのMagic Mouseの話を
Appleはつなぎ目が全くない美しいフォルムの機器を追及しています。ボタンが一つしか無いiPhoneはAppleの思想そのもの。
でも、マウスについては親指の位置に「戻る・進む」ボタンがあると凄く便利ですよね。Appleは「うちの白く美しい曲線を描くマウスに、ボタンを増やすなんて許せない!」とばかりにずっとホイール以外のボタン追加を見送ってきました。
この宗教的会社が2009年末、表面につなぎ目が全く無いマウスを発売しました。その名もMagic Mouse。マウスのボタン上にタッチセンサーを設置して、マウスのボタン部分をスワイプ(なぞる)ことによって戻る・進む・ホイール等の多機能化を実現したわけです。

MagicMouseの目新しさに飛びつきたかったのですが、悲しいかな私はWindowsユーザー。どこかのメーカーが気合を入れてタッチセンサ付きマウスを出してくれないものかと、ずっと待っていたんですよ。


●MicrosoftのMagic MouseことTOUCH MOUSE
2011年9月にMicrosoftはマルチタッチセンサ付きのマウス、TOUCH MOUSE(マイクロソフト タッチマウス)を発売しました。
AppleのユーザインタフェースリスペクトはMicrosoftのお家芸なのでとやかく言うつもりはありません。



TOUCH MOUSE 3KJ-00006 スペック
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発売日:2011年9月2日(日本)
価格:7,600円
http://www.microsoft.com/japan/hardware/mouse/touch/touch_01.aspx

接続:2.4Ghzワイヤレス
読み取り速度:8000fps
解像度:1000dpi
ボタン:左右ボタン、3点認識可能なタッチセンサー
バッテリー:単3乾電池2本
寸法:約 120 × 62 × 37 mm
重さ:約133g(バッテリーあり、トランシーバーも含む)
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●スワイプ機能
パッケージ画像を見てもらうと分かる通り、スワイプでブラウザの戻る・進む、画像の拡大縮小、ウィンドの操作が可能です。文章ではなかなかイメージがつかめないと思うので、詳しくは動画を参照。



●MicrosoftのMgic MouseことTOUCH MOUSEの仕上がりはどうか?
慣れが必要かなと思っていましたがすんなりスワイプ操作を受け入れられました。「戻る・進む」スワイプはボタンマウスと同じ位置に設定してあるので違和感がありません。仕事柄ウィンドを沢山開くのでスワイプのウィンド操作には可能性を感じています。

Good
  • 各種ウィンド操作をスワイプで実現。
  • 3点認識のタッチセンサ。
  • ボタンの無いシンプルなデザイン。
Bad
  • 単3乾電池2本を加えた総重量133g。(一般的なケーブルマウスは80g以下)
  • スワイプのカスタマイズ不可。
  • クリックが重い。(クリック深め)
  • ホイールクリックが出来ない。
スワイプによって実装されている機能は凄く良いのですが、重量やクリック感が残念です。スワイプがカスタマイズ出来ないのも惜しい所。戻る、進むのストロークはもっと短くしたいとか、この操作を割り当てたいというニーズには対応して欲しいですね。

また実際に使ってみると分かるスワイプマウス共通の弱点。
私みたいに手汗をかく人は滑りが悪くて使いづらいってこと!
悲しいかな。こんな身体的な性質が使い勝手に影響するとは・・・トホホ。

重量についてですが、付属電池が25gと重いので15gの低容量に交換するという手があります。(エネループは25gと重いので交換の意味無し)
スワップカスタマイズについては今後のソフトウェアアップデートを期待したい所です。(望み薄ですが・・・

よっておススメユーザーはこんな人
  • 新もの好き。
  • ウィンド操作を頻繁にやる必要があり、その改善策を見出したい人。
  • 一切の無駄を省いた黒に執着する利休居士。
いろいろと惜しい製品ですが、もう少しメインで使ってスワイプの可能性を探りたいと思います。

●導入について注意
Windows7専用!これを見落とすと痛い目を見るので要注意。
USBにレシーバーを差し込むと自動でドライバをインストールするので、すぐにマウスが使えるようになります。
ただし、スワイプを使うにはMicrosoft IntelliPoint8.2をインストールしなければいけません。私みたいに説明を読まずに接続して「あれ?スワイプが認識しないぞ!」とかならないように。

ダウンロードURL
http://www.microsoft.com/japan/hardware/downloads.mspx
IntelliPointのインストールが済んで再起動すれば。導入完了。

2011年9月2日金曜日

WindowsPhone7 【電話を探す】でハマる

WindowsPhone7の「電話を探す」機能の使い方が分からず苦労したので、書いておきます。Webサイトから電話の位置を表示したり、呼び出し音を出したり、内部情報を削除したりと電話を無くした時に凄く便利。iPhoneで言うところのmobile me、AndroidだとHTCSenceとかに当たる機能ですね。


まず、この画面 [設定] ⇒ [電話を探す]が混乱の元。
画面に表示されているURLは間違い。 http://windowsphone.live.com/ が正解。
「Webのマーケットプレイスでアプリを入手して」も意味不明。アプリは不要。

ver7.0の[find my phone]の説明は正しいURLなんだよね。このURLで対応予定なのかな。


■電話を探す 手順

[設定] ⇒ [電話を探す]の下に[接続完了]と表示されていることを確認してくだ

https://login.live.com/ からLiveIDでログインします。

Hotmailのサービスを開き、WindowsLive画像のプルダウンから[Devices]をクリックします。



登録しているデバイスが一覧で表示されるので、探したい電話をクリックします。


電話のステータス画面が表示されるので、画面中ほどのFIND MY PHONEをクリック。(2011/9/2時点は英語サイトが表示されます。)
ここで、電話番号の入力を求められますが入力は不要です。そもそも、日本の桁数に対応してないらしく"090~"が"90~"で登録されてしまいます。




やっと目的の画面です。
Map itは電話の位置をBingMap上に表示します。(私の場合、[設定] ⇒ [電話を探す]画面の「位置情報の精度向上のために~」のチェックをオンにしないと発見できませんでした。原因不明。)
Ring itは電話を鳴らします。(サイレントモードでも有効。電話番号未入力でもOK)
Lock itは電話をロックして画面にメッセージを表示します。
Erase itは電話の情報を削除します。

範囲が広いw(ちゃんとGPS情報を拾えれば精度が上がります。)

以下愚痴。
はじめMap itで携帯が見つからなかったんで、日本国内でサービスを開始しているのか聞こうとAUショップに行ったんですよ。
AUショップ「それはMicrosoftさんが提供しているサービスなので、Microsoftさんに聞いてください。」

ですよねー。MSに電話。
MS「携帯の機能ですので、キャリアさんにお問い合わせ下さい。」

え~~。今度はAUの電話サポートに電話。
AU「WindowsPhone専門部署におつなぎします。」

よし、これで決まった。
AU WP部隊「その機能について調査しますので、折り返しお電話致します。」

おま!!!!!!

というわけでブログ化。スマートフォンに情報が集約される時代。必須機能ですよ。