2011年3月18日金曜日

CakePHPの開発環境を作る (3) Eclipse

ソースコードの編集には、EclipseにPHPのプラグイン(PDT)を追加したものを使うのですが、プラグインや日本語化など、一個一個揃えるのは面倒。なのでAll in one Eclipseを使います。

  1. Eclipseのダウンロード
    http://mergedoc.sourceforge.jp/

    トップページから好きなバージョンのEclipseを選んで下さい。
    「Pleiades All in One 日本語ディストリビューション (zip) ダウンロード」画面を開いたら、PHPのパッケージをダウンロードします。(Javaのランタイムをインストールしていない場合は、「JREあり」を選ぶこと。)
  2. Eclipseのインストール
    ダウンロードしたZipファイル(私が使用したのはpleiades-e3.5-php_20100226.zip)をC:\pleiades-phpに解凍します。
  3. Eclipseを起動
    C:\pleiades-php\eclipse\eclipsec.exe を実行します。

    ワークスペース:C:\Users\*****\Documents\php_workspace
  4. Eclipseの設定
    [ウィンド>設定]から設定ウィンドを開き、[PHP]を選択。

    [PHPサーバー]の「Default PHP Web Server」を選択して[編集]ボタンを押す。
    名前:Default PHP Web Server
    このサーバーのドキュメント・ルート:http://localhost/php/

    [PHP実行可能ファイル]の[追加]ボタンを押す。
    名前:XAMPP
    実行可能ファイルパス:C:\xampp\php
    PHP ini ファイル:C:\xampp\php\php.ini
    SAPI Type:CGI
    PHPデバッガー:XDebug

    [デバッグ]
    PHPデバッガー:XDebug
    サーバー:Default PHP Web Server
    PHP実行可能ファイル:XAMPP
    デバッグ転送エンコード:UTF-8
    デバッグ出力エンコード:UTF-8
  5. PHPのデバッグモードの設定
    C:\xampp\php\php.ini に以下を追加します。

    zend_extension = "C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll"
    xdebug.remote_enable=1
    xdebug.remote_handler="dbgp"
    xdebug.remote_mode=req
    xdebug.remote_host="localhost"
    xdebug.remote_port=9000
    xdebug.remote_log="C:\xampp\php\tmp\xdebug.log"
    xdebug.manual_url = http://jp2.php.net
    xdebug.collect_params = On
    xdebug.dump.GET = *
    xdebug.dump.POST = *
  6. ワークスペースにApacheのAliasを設定。
    C:\xampp\apache\conf\httpd.conf に以下を追加します。

    Alias /php C:\Users\yk\Documents\php_workspace

      Order allow,deny
      Allow from all

  7. Apacheを再起動。
これで、Eclipseからブレイクポイントが張れます。

2011年3月17日木曜日

特定労働者派遣事業の届出

会社で「特定労働者派遣事業」の事業許可を取らなくちゃいけなくなりそうなのでメモ。
(2011/03/17 申請準備中のため内容に不備がある可能性があります。後日訂正予定です。)
  • 厚生労働省 許可更新手続きマニュアル
    これを熟読。

    「特定労働者派遣事業の届出は」が必要書類の一覧である。
    特定労働者派遣業、専用の説明は無いため「一般労働者派遣事業の許可は」の規定を参考にすること。

    労働者派遣事業を適正に実施するために  -許可・更新等手続マニュアル-
    http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyou/haken-shoukai06/manual.html
  • 一般労働者派遣と特定労働者派遣の(届出上の)違い
    • 事業所20㎡の要件が不要
    • 資産要件が不要。(届出の際に納税申告書、納税証明書、貸借対照表、が不要)
    • 免許税9万円が不要。
  • FAQ
    • 申請後、営業許可までの日数は?
      A:特定労働者派遣は、"許可"では無く"届出"なので即日可能。
    • 派遣元責任者の経歴は何を持って証明すれば良いか?
      A:経歴書のみで良い。
    • 派遣元責任者の代理が必要と書いてあるが、申請書に2名以上の派遣元責任者の記載が必要か?
      A:不要。
    • 派遣労働者等教育訓練計画とは?
      20時間以上の計画を書くこと。(届出書類「特定労働者派遣事業計画書」の項4「労働派遣計画」の③④⑤は無記入で良い。)
書面の書き方については、後日追記。


2011年3月15日火曜日

CakePHPの開発環境を作る (2) XAMPP設定

XAMPPの初期設定を行います。
(開発環境の設定なので、セキュリティ面は甘々です)

  1. PHPの設定(基本設定)
    C:\xampp\php\php.ini を編集し、デフォルトの文字コードをutf-8に設定します。

    mbstring.language = uni
    mbstring.internal_encoding = utf-8
    mbstring.http_input = auto
    mbstring.http_output = utf-8
  2. MySQLの設定
    ブラウザでXAMPPのセキュリティ設定画面を表示します。
    http://localhost/security/xamppsecurity.php/

    以下の項目のパスワードを設定して下さい。
    MYSQL 項目: "ROOT" パスワード
    XAMPPのディレクトリ制御 (.htaccess)
  1. phpMyAdmin(MySQLの管理ツール)の設定

    C:\xampp\phpMyAdmin\config.inc.php
    に、項番2で設定したMYSQLのパスワードを追記します。

    $cfg['Servers'][$i]['password'] = '************';

2011年3月14日月曜日

CakePHPの開発環境を作る (1) XAMPP導入

Windows7(x64)にXAMPPの導入

てっとり早く開発環境を作りたいので、ApacheやMySQL、modphpなど一通りの環境を一括インストール出来るXAMPPを使用します。使用したのはバージョンは1.7.4です。

XAMPPに含まれるソフトウェアとそのバージョン
  • Apache 2.2.17
  • MySQL 5.5.8
  • PHP 5.3.5
  • phpMyAdmin 3.3.9
  • FileZilla FTP Server 0.9.37
  • Tomcat 7.0.3 (with mod_proxy_ajp as connector)
  1. XAMPPのダウンロード
    以下のURLからインストーラ(xampp-win32-1.7.4-VC6-installer.exe)をダウンロードします。
    http://www.apachefriends.org/jp/xampp-windows.html

  2. XAMPをインストール
    インストールパスは、C:\xamppとします。

  3. XAMPP Control Panelを管理者権限で実行する。
    Windows7 x64では以下のエラーメッセージが表示されますが、既知のバグらしいので無視します。

    XAMPP Componet Status CHeck failuer[-2].
    Run this program only from your XAMPP root directory.

  4. ApacheとMySQLを起動する。
    XAMPP Control PanelでApacheとMysqlの[start]ボタンを押します。

  5. Apacheの起動を確認する。
    ブラウザを開き以下のURLにアクセスします。
    http://localhost/

    XAMPP Windows版へようこそ!
     と表示されれば成功。
Apacheが起動しない場合
(私みたいに一台のPCに開発環境がてんこ盛りだと起きるかも)
  • IISが80番ポートを使用している。
    [コントロールパネル>プログラム>Windows機能の有効化または無効化]を開いて[インターネットインフォメーションサービス]のチェックボックスを外して、Windowsを再起動。

  • Skypeが80番ポートを使用している。
    Skypeの[ツール>設定]を開く。
    [詳細>接続]の[上記ポートの代わりにポート80を使用]のチェックをはずす。